2013年4月23日火曜日

☆☆ 4/18ウェルカムミーティング④ ☆☆

☆☆ 4/18ウェルカムミーティング④ ☆☆
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昨年のアフターコンベンションの時にもスターリング社長が話してくれましたが、ハワイアンサンダルウッドのお話もありました。200年ほど前、ハワイではサンダルウッドの輸出が盛んでした。なんと輸出品目のNo.1だったそうです。でもある時、ハワイから大量のサンダルウッドを積んだ船が中国から返されてしまい、怒ったハワイの王様はサンダルウッドの木を切り倒して燃やしてしまいました。改めて中国からサンダルウッドを求めて船が来た頃にはもう手遅れで、それ以来ハワイがサンダルウッドを貿易することはなくなり、広大なサンダルウッドの森も荒れ放題になってしまいました。

サンダルウッドという木は、発芽後約1年は自生しますが、その後は自分の根を他の木に入れて養分や水分を吸い取って育つ半寄生植物で、精油が取れるようになるまでに最低30~60年はかかるそうです。精油はハートウッド(心木)と呼ばれる木の中心部分からのみ抽出され、しかも病気になって死にかけた木、または死んでしまった木からしか採ることはできません。なぜなら植物が自分で自分を治そう、癒そうとして出す成分だからです。
サンダルウッドは乱伐などで絶滅の危機に瀕しており、インド政府は伐採制限、輸出規制などをかけていますが、世界的に不足しています。半寄生植物なので周りに寄生できる植物がないと生育しないことから、栽培することが難しいのです。doTERRAでは死んだ木だけを伐採して利用するために、空からヘリコプターで木を採取しています。また死んだ木を採取したあとには新しい苗木を植え、その数は50万本だとか!!ハワイ、コナ島のサンダルウッドの森はdoTERRAが独占契約しています。乱伐を防ぎ、森の再生にも力を入れているのです。

サンダルウッドのオイルは、前述のハートウッドの部分をチップ状に細く砕いて抽出しますが、その抽出技術も熟練を要します。36時間もかけて抽出して、精油になるのはそのわずか7%。蒸留が始まると生産者は温度や圧力を最適に調整するために一時も目を離せません。またハワイのサンダルウッドは質も非常に高く、インド産のものにも引けをとりません。サンダルウッドの主成分であるサンタロールの含有量が、インド産のものと同等、もしくはそれ以上含まれています。(インド産が<80%、オーストラリア産がその半分以下、ハワイ産は<80%)

次で最後です・・・

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