子宮セルフケアで心も体も美しくなろう

子宮セルフケアで心も体も美しくなろう
外見だけの美より、子宮の美がもっと大切です。女性の体の悩みに関して、生理痛、生理不順、更年期、子宮の病気、冷え、むくみ、肌荒れ、セックスの悩み、不妊、尿モレなど、多岐にわたります。
「子宮を美しく、若く保つことが女性としての美しさにつながる」...
ところが、いまの若い女性は、お肌や体系などの外見ばかりを気にして、子宮には無頓着という方があまりにも多いのが現実です。しかも、キレイになるためにやっていることが体や子宮には悪いという場合もあります。その最たるものがダイエット。過剰なダイエットで体に必要な脂肪まで落とすと、女性ホルモンバランスが崩れると、生理周期が乱れたり排卵が無くなったりして子宮の正常な働きを妨げるからです。

こんな間違ったことをしていながら、エステや化粧品に高いお金を払ったりして、ひたすら体の表面だけを磨いても限度があります。子宮のお手入れをして、体の内側から美しくなるのは、とうていかなわないのです。子宮が若いということは、「女性として若い」ということです。本当の意味で美しく、イキイキと輝く女性になるためにも、まずは子宮に関心を向けてみてください。
◆美しい子宮の条件とは
（１）病気がない：近年子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科系の病気が増えています。
（２）血行がいい：血行がいい健康な子宮は、女性らしさを象徴するようなピンク色をしています。血行の悪い不健康な子宮は少しすんだオレンジ色でつやがありません。
（３）締まりがいい：お肌や体型は、ハリや締まりが若さのバロメーターです。それは子宮も同じ。子宮の周辺の筋肉を鍛えて締めておくことが大切です。筋肉がたるんだりするのは老化現象、尿モレなどの不都合などがおきてきます。
子宮は靭帯で骨盤内に固定されていて、非常に動きやすい臓器であるため、日常生活の中でも、立ちっぱなしの姿勢、腰やおしりをぶつけるといった少しの衝撃で、子宮の位置が下がったり左右にずれることがあります。
では、「美しい子宮」を手に入れるにはどうすればよいのか？
その方法が「子宮のマッサージ」「子宮のエクササイズ」「子宮を温める」などの子宮セルフケアの習慣です。
ｂｙ：南部洋子（助産師）