学名が同じ植物でも、採取する土地の気候や土壌により、精油に含 まれている化学成分やその組成が大きく違ってくるものがあります 。成分や組成が大きく違えば、当然、香りも作用も異なってきます 。メディカルアロマでは、そういった精油をケモタイプと呼び区別 しています。
このローズマリーはそのケモタイプにあたり、一般的に、カンファ ーが主成分のローズマリー・カンファー、1.8シネオールが主成 分のローズマリー・シネオール、そしてベルベノンやα―ピネンな どが主成分のローズマリー・ベルベノンの3種類があります。
doTERRAのローズマリーは「エッセンシャルオイル家庭医学 事典」によりますと、シネオールにあたります。主成分のシネオー ルは森林浴の成分で、その他にピネンやカンファーなども含んでい るので、大脳辺縁系の海馬に働きかけて記憶や集中力を高める、と 言われています。抗酸化作用も高く、若返りの水と呼ばれる化粧水 ハンガリアン・ウォーターの主成分はこのローズマリーです。...
この他にも、日本のお医者様が書かれた「<香り>はなぜ脳に効く のか」(NHK出版新書)という本の中では、認知症の高齢者を対 象に行った芳香浴の実験では、ローズマリーとレモン、ラベンダー とオレンジが使われていました。症状の悪化の予防だけでなく、認 知機能の向上も認められたと、紹介されています。
「エッセンシャルオイル家庭医学事典」の文献欄でも興味深い研究 報告がたくさん載っていて、今後の更なる研究が楽しみなオイルの 一つです。
※「ケモタイプ」という言葉は、「化学種」というような意味なの ですが、プラナロム社の精油の販売元の◯草医学舎が、「ケモタイ プ」で商標登録してしまったので、日本ではプラナロム以外のメー カーの精油には使えないことになっています。なので、doTER RAでも使えません>_<
このローズマリーはそのケモタイプにあたり、一般的に、カンファ
doTERRAのローズマリーは「エッセンシャルオイル家庭医学
この他にも、日本のお医者様が書かれた「<香り>はなぜ脳に効く
「エッセンシャルオイル家庭医学事典」の文献欄でも興味深い研究
※「ケモタイプ」という言葉は、「化学種」というような意味なの
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