2014年5月14日水曜日

検査法

前回、エッセンシャルオイルの検査方その3では対掌性(タイショウセイ)についてご紹介させていただきました。本日ご紹介させていただくのは、同位体分析と呼ばれる検査方法です。
エッセンシャルオイルは、極小でブロックのように
元素と呼ばれる物質が構成されてできています。多数の元素が存在していますが、それぞれプロトン(陽子)によってはっきりと性質が異なっているのです。

これらの元素は、時にひとつ以上の安定した形状が存在していることがあり、この状態を同位体と呼んでいます。

炭素の元素は二つの安定した同位体が存在しており、これらを炭素13同位体(
6つの陽子、7つの中性子)そして炭素12同位体(6つの陽子、6つの中性子)と呼んでいます。この同位体の割合は、世界中で収穫するエッセンシャルオイルの原産地によって様々です。

ドテラのエッセンシャルオイルはオーガニック合成物のため、主として炭素原子で構成されています。

これらの特別な質量分析を駆使することによって、エッセンシャルオイルの中にどの同位体が存在しているかを判断することができるのです。もしあるエッセンシャルオイルの原産地が同じなら、すべての構成物質まったく同じ同位体の割合であるべきなのです。もしあるエッセンシャルオイルの構成物質が他のものと少しでも違えば、品質管理アナリストはその特定のエッセンシャルオイルに不純物が混入していると判断できるのです。

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