2014年3月1日土曜日

マリアがキリストに「アロマセラピー」

マリアがキリストに「アロマセラピー」

エッセンシャルオイル(精油)を用いた様々な治療法があります。植物の香り成分は大昔から医療や美容、宗教儀式に利用されてきました。クレオパトラの愛したバラの花を浮かべた風呂は現代の映画でも見ることがあります。

マグダラのマリアは疲れたイエスキリストの足を香油でマッサージしました。当時はアロマセラピーという言葉はありませんでしたが、あれらはまさしくアロマセラピーだったと言えるでしょう。...

現代のようなアロマセラピーが確立したのは20世紀初頭のフランスでした。香水業を営んでいた化学者、「ルネ・モーリス・ガットフォセ」が火傷を負ってしまったことがきっかけになりました。
火傷を負った彼はとっさに目の前にあったラベンダーのエッセンシャルオイルをかけました。すると火傷の傷は短期間で回復し、しかも傷跡もきれいに治ってしまったのです。彼はエッセンシャルオイルの治療効果に驚きました。そのことがきっかけで彼は生涯をエッセンシャルオイルとアロマセラピーの研究に捧げました。

同じくフランスに“ジャン・バルネ”という医師で科学者の男がいました。彼が第二次世界大戦およびインドシナ戦争に軍医として従軍していたとき、彼はエッセンシャルオイルから作られた芳香薬剤を用いて負傷者の身体と心のケアを行いました。これが初めてアロマセラピーを実際に用い、成果をあげた例となり
ました。

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